多摩稲城防犯協会は、みなさんとともに多摩稲城を日本一安全安心な街にすることを目指しております。
多摩稲城防犯協会
東京都多摩市鶴牧1-26-1 多摩中央警察署内 3階
Tel ・Fax 042-337-0019
Email:tamainagi-bouhan@nifty.com
令和6年度の中学生防犯作文の募集について、6月下旬に多摩市・稲城市の各教育委員会教育長宛に依頼をいたしました。
テーマ:「安全で安心な街づくりのために中学生として出来る事?」
趣旨:日々発生する各種犯罪に対する防犯活動は必要不可欠です。これまで、防犯の基本は「人の目」、「ふれあい」、「絆」といったキーードが重視されており、当防犯協会では、「自分たちの街は自分たちでろう」の精神により、「犯罪のない、安全で安心して暮らせる街づくり」を目標に、全国地域安全運動、春の地域安全運動、歳末防犯パトール、市民防犯のつどい、多摩・稲城防犯駅伝パトロール、各種キャンペーン等、地域と密着した活動を活発に実施してきました。
その結果、平成16年に多摩市2,788件、稲城市1,286件もあった刑法犯認知件数は、別紙のとおり、昨年(令和5年)には多摩市674件、稲城市284件と、減少しております。
しかし、社会情勢の変化に伴って、新たな手口の犯罪の発生もあり、自分の家族、身近な人等が巻き込まれる犯罪も何時、どこで発生してもおかしくはありません。
例えば、特殊詐欺では、パソコン画面に突然警告画面が出てきて、ウィルス除去名目などで電子マネーカードを購入するよう要求される、「サポート詐欺」が急増しています。また、高額報酬に釣られて安易に「闇バイト」に応募し、抜け出すことが出来なくなり、やがて凶悪犯罪に手を染めてしまう若者が後を絶たないことは、大きな社会問題となっています。さらに、身近な犯罪の大半を占める自転車盗難では、「無施錠」が主な原因となっており、いかにして施錠を徹底させるか、長年の課題となっております。
そこで、次代を担う中学生の皆さんには、「犯罪のない、安全で安心して暮らせる街づくり」のために皆さんは何が出来るか、また、中学生の皆さんのご意見、経験談等、今後の防犯活動の参考になるご意見を出していただきたいと思い、今回のテーマとさせていただきました。
※別紙-令和5年刑法犯認知件数
対象:中学一年生あるいは二年生(三年生は除きます)
文量:600字まで(原稿用紙1枚半以内)
表彰:優秀者を表彰し、副賞として図書券贈呈(表彰式の実施については、2月頃予定)。なお、参加賞としてボールペン贈呈。多摩稲城防犯協会の広報誌「生活安全だより」及び(公財)東京防犯協会連合会発行「家庭と防犯」等に掲載予定です。また、優秀賞の作文は、作文集としてまとめ、多摩市・稲城市の全中学校生徒に配布するほか、多摩市・稲城市の各公共施設で配布する予定です。
応募締切:令和6年10月11日(金)厳守願います。
※令和5年度のテーマは、「SNS(インターネット)との付き合い方~闇バイト等の犯罪に巻き込まれないために~」でした。応募総数は、多摩市2中学校、稲城市4中学校の計538編の応募があり、16名の方々を表彰いたしました。